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ヴェラルガについて
身体的特徴、形質、外観
金属食と生体精錬
Q&A
謝辞

ヴェラルガについて

ヴェラルガ(Velarga)とは、WebゲームRANAMONSに登場する(予定)の、
鉱物を食べ、体内で精錬した金属を鍛冶して、
道具や装飾品を作る種族の1つです。
ヴェラルガ人と呼ぶこともありますが、同じものです。

ゲーム内で用いる知的生命体区分の民族用途が主ですが、
オープンスピーシーズとして公開しますので、
これら骨格や身体のパーツ、ポーズ、設定等、
お好きに組み合わせたり改造したり新しいのを追加したりして、
あなただけのオリジナルキャラクターを作って遊んでみてください。

ここクリックで関連ファイルをダウンロード(ZIP形式、7.74MB)

キャンペーン開催中

ヴェラルガのオープンスピーシーズ公開を記念して、このページの解説をふまえて、
ヴェラルガのオリジナルキャラクターを新規に作っていただける方を募集しています。
条件としては、身体のどこか1箇所以上を、
あなたのオリジナルの形状やみためにカスタマイズして、
ヴェラルガっぽいキャラクターを新規にイラストに描いていただき、
アンケートへの回答いただける方が対象です。
(獣っぽい感じでも亜人っぽい感じでもOKです、
裸状態でも、装備品を身に着けている状態でもOKです)
(できれば当サイトから製作いただいたヴェラルガを紹介させてもらえるとうれしいです)
作成していただいたキャラクターは、
あなたのオリジナルキャラクターとしてご利用いただけます。
参加ご希望の方はTwitterメールフォーム等から管理人までご連絡ください。
(簡単なお礼を用意しておきますので、その関係で、事前連絡推奨です)

開催期間:ヴェラルガが5~10キャラクター製作される頃まで予定

皆さんのヴェラルガを紹介。

オボロンさんの、ヴェラルガ「ギヴル」

正義のサバ缶さんの、ヴェラルガ「ティン」

陽花ましろさんの、ヴェラルガ「イェレヴン」

ご参加ありがとうございます!
これらヴェラルガはデザインしていただいた方々のオリジナルキャラクターですので、
無断転載はなさらぬようお願いいたします。

身体的特徴、形質、外観

箇条書きのようなチェックリスト形式のリストを用意しましたので、
ご希望の方は参照ください。チェックリストはこちら

ヴェラルガはかなりがっちりした体格の文明種の種族で、
頭から後方に向かって生える、二股に分かれた1対2本の角、
身体の一部(特に頭や上半身、腕など)を覆う厚い毛皮をもつ。
骨格的には不完全二足歩行であり、必要に応じて二足直立や歩行ができるものの、
高速で移動したいときは四つ足になる。

食性は雑食であり、特筆として、
これら種族のコロニー近くに産出する鉱物も摂取する。
摂取した鉱物は、体内で精錬され、背中や肩など、
身体の一部から鉱晶のようになって"生えてくる"。
個体によって部位は様々であるが、かなり大きな体組織のようになって観察される。

一般的なヴェラルガのみため(人間換算20歳くらい):

この個体は装飾品を外した状態の個体であり、
鉱晶が背中から生えていることが確認できる。

今回紹介しているヴェラルガは一般的なサイズの個体であり、
だいたい人間換算20歳前後の成体で直立高2.0m程度、
体長3.5m程度、体重1800kg前後である。

身体の部位ごとの名称と特徴:

ヴェラルガは岩石や金属も餌と一緒に摂取することで、
身体の一部の部位から鉱晶とよばれる部位が生えてくる。
それをもぎ取り、鍛冶によって自分の装身具を作るという、
特徴的な生態文化を持った知的生命体(文明種の種族)であり、
鍛冶のために丈夫な上腕と器用な手指や爪先をもつ。

一般的なヴェラルガの顔つき:

ヴェラルガは雑食性であるが、岩石や金属も食べる。
それらをかみ砕くために頑丈な顎と鋭い牙を持つため、
下顎は大きく、口はかなり大きく開くことができる。
顔は横に広く、目も横に開いているため、正面を凝視するのはあまり得意ではない。

また特に上半身は、成体になる頃には完全な長さの体毛になる個体が多く、
剛毛で毛深い見た目になることが多いものの、
生える位置や長さについては、個体差がある。
それぞれの個人の好みや、またコロニーの文化に応じて、
好みの髪型に散発、ならぬ毛型に散毛したり、
結んだり髪留めをしたり、中には毛染めや化粧をしたりと、
様々にファッションしている個体も見受けられる。

角は、1対2本のものが頭頂部から後方に向かえって生えているが、
この角は途中で枝分かれして先端が4本になっている。
成長度合いに応じて、また、個体に応じても、
体表に露出している角の割合が違うため、
完全に枝分かれ部位が観察できる個体もいれば、
2対4本に見える個体もいる。
長さや太さ、曲がり具合の形状も、個体に応じてやや差がある模様。

成体になるにつれて、鉱晶から工作をした、
金属部品を伴った装身具を纏ってファッションをする個体が増えてくる。

年齢による体格の変化の例:

下半身のほうが早めに成長し、
幼年期はラプトルのような背骨が地面に垂直にならない二足歩行で、
成体になるまでにかけて、追って上半身が成長することで、
背骨が地面に垂直までいかないものの、概ねの直立の二足歩行ができる体格になる。
追って、年齢と共に上半身が重たくなるので前傾になってき、
老齢では四足歩行になっていく。

年齢とともに背中や体側で鉱晶が発達していく。
人間でいう頭髪のように、不自由な長さや重さになったら、
引っこ抜いたり、切断したりして除去する。
姿勢の維持や便利な形状のために、一部を意図的に伸ばしたり、
形状を整えて体の一部として使ったりする個体もいるようである。

ヴェラルガの足の形と大きさの例:

鉱晶

ヴェラルガは植物や肉の他にも、岩石や金属も食べる。
消化ができなかったものについては吐き戻して排泄するが、
一部の岩石や金属の成分は、体内で精錬され、
身体の一部の部位から"生えてくる"。

生えてくる部位は、個体や年齢に応じて様々あるようだが、
主に背中側の、背骨に沿って腰や尾のほうに生える例が多い。
体側や肩、膝などに生える個体もいるようで、様々。

生えかけの状態では、皮膚の色が鉱床色と混ざったような色に見えたり、
斑やマーブルのような模様に見えることもあり、皮膚と鉱晶の特徴が、
混じった状態になっている部位を持っている個体も見受けられる。

だらしない個体や、自力で取ることができない個体は、
生えたまま大きく鉱晶が成長して、身動きがとりずらくなることがある。
そうなならないためにも、個体にもよるが、邪魔にならない程度に、
自力で、あるいは他個体から手伝ってもらいながら、取り除くことが多い。
(ネコがお互いに毛づくろいをするような感覚で)

また、それを、叩いたり引き延ばしたりして、
自分の身体のサイズや、用途に合わせて、
鍛冶により加工し、装備して身体能力を補っていることが、
この種の最も特徴的な生態であり文化である。

鉱晶の金属を加工して作った武器や防具で武装した例(軽装)

食べる金属によって、生えてくる鉱晶の金属の種類が変わり、
金属の種類が変わるということは、鉱晶の色も変化する。
"食"の好みや、居住地域で産出する金属の種類によっても、
個体ごとに鉱晶の色に差があったり、合金のようになったり、
途中で色が変化していたりと、鉱晶にもバリエーションが見受けられる。

金属食と生体精錬

ヴェラルガは雑食性であり、肉や植物を食べるが、
加えて岩石や金属も食べる。

そして、特に食べた金属に関しては、
体内で精錬を行い、純度の高い金属として、
背中や体側に結晶として生えてくる。

個体によって生える位置や大きさに差があるようで、
各々が都合に合わせて抜いたり、切り取ったり、
あるいは伸ばしたり形を整えて身体の一部として使ったりしている。

鍛冶、工作、武装

ヴェラルガは金属を叩いたり伸ばしたりするに十分な剛腕をもち、
「鍛冶師」(メタルスミス)職人の特徴をもつ。

一方で、剥ぎ取った鉱晶に加えて、余った毛皮を剥いだものを編み込んだり繋いだりして、
自身の装飾品や武装から、加工用の工具などの道具、家具や住居など建造物にいたるまで、
様々なものを工作し、利用する「工芸士」(クラフター)でもある。
器用な指先(というよりも爪先)を持っており、針などの細いものや細かいものもつまんで精確に扱える。

こうして、身体から純度を高めた金属は、
身の回りの道具はもちろん、
戦闘用の武器防具や、建築用の建材にいたるまで、
様々な形状に加工されて、ヴェラルガ人の生活の中で利用される。

職業

ヴェラルガ独自の文化を持ち、文明的な生活をしている種族であり、
日常生活の中でも、ある程度役割分担や仕事のようなものがある模様。
各肖像クリックでキャラクターの詳細を表示。

鍛冶師、工芸士、建築士

ヴェラルガの中で最も花形といえる職種で、
身体から生えている金属の加工を代行したり、
あるいは剥ぎ取った金属を加工する活動をしている。

ヴェラルガ人はみな子供の頃から工作をしたり、
自分の身体から生えている金属を成型して遊ぶなど、
種族としての素養はあるものの、中でも特に、
大人になった後も専門で活動を続けることにより、
大型なものや緻密なものなど、
高度なものが作れるようになったひとたちが該当する。

様々なタイプがおり、
金属の成型を好むものから、装飾や彫像を好む者、
塗装などの表面加工や、建築技師など、多岐にわたる。

戦闘職、警備、防人

コロニーの内外を警備して魔獣の侵入を防いだり、
コロニーの周囲や外部で狩猟や採集をして食料を得たり、
移住の際にメンバーの護衛として同行するひとたちが該当する。

高齢で大型な個体は、重装していることが多く、
鈍重であるものの、体内に蓄えた魔力により、
金属塊をレールガンのように発射できるなど、射撃攻撃にすぐれるため、
コロニーの外郭境界付近を防衛していることが多い。

一方で、移住のためにたびに出る個体は、
若い個体が多く移動性の確保や、
攻撃用よりも道路の整備にも向けた装備をしていることが多い。

行商人、運搬者、手品師

近隣の異種族と交易を行ったり、
あるいは移住の際に必要な荷車を作ったり、
その際に牽引したり、荷物や食料を管理したりする役職のひとたち。

ゆく先々で出会う異民族と、
貴重な品々を物々交換して、
自分たち種族に有益な物品をもたらしたり、
あるいは移住の旅を有利に進めたりする。

真っ先に異種族や異文化の産物にありつけるため、
中核のヴェラルガ人とは少し離れた意匠や装備品を身に着けていることもある。

Q&A

Q.翼はあるの?

A.幼体の頃は持っているのだが、自然に脱落する。その後、鉱晶が生えてくる。

ヴェラルガ人の祖先はかつて翼を持っていたようであるが、
進化に伴って退化したのか、幼体の頃に不完全な翼を見ることができる。
しかし、われわれ人間でいうところの、大人の歯が生える前に、
子供の歯が抜けてしまうように、ヴェラルガ人の翼も、
大人になる前に「抜け落ちる」。
その後、周囲から大人ようの純度の高い鉱晶が生え変わるかたちで生えてくる。

一部の個体は、その鉱晶を翼のように成型しているため、
大人なのに翼があるように見える個体は、おそらくそれが理由。

ちなみに、幼少期の抜け落ちる前の翼は、
生まれたての頃は筋肉や皮膚のような質感であるものの、
金属を食べることで純度が上がり、金属と混じったような質感になっていき、
重さで、ちぎれて自然に抜け落ちる。

子供も大人も、その翼で飛ぶことはできないようである。

Q.鋳造はしないの?

A.そのような技術を運用しているコロニーは、今の所発見されていない。
炎で金属を柔らかくするという思想や技術をもたないようである。

ヴェラルガ人の体内で錬成した金属は純度が高く、
炎熱加工により金属に異物が入ったり劣化することを知っているからか、
既存のコロニーの者たちは、
炎熱で柔らかくするよりも、常温の状態に対して、
腕力や道具で叩いたり引き伸ばしたり削ったりして、
成型することを好むようである。

ヴェラルガ人も他の魔族同様、
われわれ通常の人間からすると皮膚や筋肉は非常に硬いのだが、
精錬された金属ほどではない。
これは、われわれ人間の頭髪や皮膚よりも、骨のほうが硬いのとおなじである。

そこで、ヴェラルガ人たちは自分の体内で精錬した金属を加工、装備することで、
日常生活でも戦闘でも、利便性や強さを得ているようである。
もし、われわれ人間の骨も、金属と同じく、
叩いたり引き伸ばしたりすることができれば、
彼らのような思想や技術が生まれていたかもしれない!

Q.魔法は使うの?

A.使っているという説がある。

ヴェラルガ人は魔獣由来の種族とする説があり、
ともすると、まだ体内に魔力を貯めることができる可能性がある。

古代の魔族ほど派手なエネルギー放射を伴う魔法を使う様子は観察された報告はないが、
例えば骨格が非常に頑強であることや、異常な怪力を発揮できることは、
他の魔族と同様であるのに加えて、

体内で金属を精錬して純度を高めたり、
その高純度で硬い金属をいとも簡単に曲げたり切り取ったり削ったりできることも、
魔族が扱う魔法と、関連があるのかもしれない。

また、高齢になるほど魔力を蓄えられる量が増えるからか、
魔法が強くなることも、他の魔族と同様の特徴がうかがえる。
高齢個体ほど、装備している金属を、磁石のようにより強固に接着することができたり、
逆にレールガンのように高速で発射(離す)ことができるようになる模様。

まだヴェラルガ人に関する調査は十分に進んでおらず、
安全保障上の観点から、彼らの戦闘能力や兵力の調査が望まれている。
当サイトでは、各界からのヴェラルガ人の戦闘能力や兵力に関する情報をお待ちしています。
(あなたの創作活動の中で、魔法をつかっている状況や、
武器や戦闘シーンなどもご自由に表現して遊んでみてください!)

Q.言語は使うの?

A.使っていることが確認されている。

ヴェラルガ人は文明種の種族なので、言語を扱うのに十分な知能があり、
音声によるもの、文字によるもの、ともに言語を保有していることが観察されている。

これは、ヴェラルガ人同士に限ったものではない。
ヴェラルガ人のコロニーにはしばしば、
彼らの工芸品を購入、あるいは物々交換を希望して外部の魔獣が訪問してくることが確認されており、
また、それらに積極的に応対しにいく行商人タイプの個体もいることから、
他の種族とも会話を行っているようである。

他にも、一部の個体は、移住の際などに他の種族のコロニーに迷い込むこともあり、
その際は、現地で用いられている言葉や、人間の言葉ですら一定程度の読み書きができるようになるため、
これら説明には、部分的に彼らから直接聞き出すことができた事柄も含まれている。

また、器用な爪先や、細長い棒の芯先で、ペイントを施す際に、
独特な文様を描いたりすることがあり、これが彼らにとっての文字であり、
文法もあるとのことで、言語としての体を為していると見なすのが妥当であろう。

まだヴェラルガ人の観察は十分に進んでおらず、
より多くの交易の情報を収集して考察していくことが推奨される。
当サイトでは、各界からのヴェラルガ人に関する調査情報を随時受け付けています。
(あなたの創作活動の中で、言語についてもご自由に表現して遊んでみてください!)

Q.性別はあるの?

A.ある。

ヴェラルガ人にも性別があるが、繁殖方法がわれわれ原生生物とやや異なるため、
固定観念を避けるためにも、本解説では、性別Aと性別Bと称することにする。
(どちらが男でどちらが女かはご自由に妄想ください!)

性別Aは、目がぱっちり開いており、
同じくらいの年齢でも、やや太ったような外見になり、
体毛が長く、筋肉の部位がなめらかで艶があるように観察される性別である。

性別Bは、目が釣り眼のようになりきつそうな印象のある相貌になり、
同じくらいの年齢でも、少し痩せているか、
体毛が短めで硬く、より筋肉質に観察される性別である。

これら外見の性差は、大人年齢になる頃によく観察されるようになるというが、
個体によっては、外見からだけではどちらなのかよくわからない場合もあり、
いずれにしても本人から聞き取り調査で確認する機会を得ることが推奨される。
(あなたのキャラクターの性別はあなた自身で決めて遊んでみてください!)

また、性別による身体の大きさや、
発揮できる腕力、言語を扱う知能や技術にも大きなに違いはないとされ、
どの職業についても、その職業に就いている性別に大きな偏りはないようである。
(人間のような、男女の格差という縛りはないです、
あなたの創作活動の中で自由に設定して遊んでみてください!)

謝辞

ゲーム内でヴェラルガ人を実装しようとするにあたり、
皆さんから多大なご協力をいただいています、ありがとうございます!

陽花ましろさんから、

ヴェラルガ人の固有キャラクター9人
(ヴァスティバーン、シャルティエ、グラフィガ、
アシュタ、ウォルド、エフカリューレ、
メイロッド、ケイフェル、フォンセム)をデザインしていただきました!
また、活動中イラストを製作していただきました!
ありがとうございます!

Twitter@Komoerbi_box
https://twitter.com/Komorebi_box

PhichitMooseさんから、

ヴェラルガ人の原案をADOPTにてお迎えしました。
ありがとうございます!

Furaffinity@PhichitM
https://www.furaffinity.net/user/phichitm/

 

紹介